活動紹介

プラスチック汚染の影響が「海辺の掃除屋」フナムシにまで!

環境・食料ユニットでは、環境中に流出したプラスチック問題を解決すべくEnvironmental Plastics Research Complex (EPReC)の名称の社会実装指向研究開発プログラムを進めている。この度、このプログラムに参画している大嶋 雄治先生(名誉教授/農学研究院・学術特任教員)のグループがプラスチック汚染に対するモデル試験系において、海岸に生息するフナムシ(Ligia spp.)が発泡ポリスチレン(EPS)を摂取し、消化器系に生理的な変化が生じうることを確認しました。さらに、消化管の微生物叢の多様性の全体像は変化が少ないものの、部分的にメタン生成に関与する古細菌)群や一部のDNAウイルスの存在比率が高まる傾向が示されました。本研究は、マイクロプラスチックによる海洋生態系への影響を改めて多面的に理解する必要性があることを示しています。この分野の研究のさらなる発展が、生物、ひいては人に与えるマイクロプラスチックの影響の理解が進むことが期待されます。

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