活動紹介

未来社会デザイン統括本部&データ駆動イノベーション推進本部 合同シンポジウム2024を開催

令和6年9月3日(火)、九州大学伊都キャンパス稲盛財団記念館(稲盛ホール)及びオンラインにて「未来社会デザイン統括本部&データ駆動イノベーション推進本部合同シンポジウム2024」を開催し、企業や自治体、大学関係者など学内外から約180名が参加しました。

まず初めに、両本部の本部長である石橋総長による開会挨拶と、九州電力株式会社 代表取締役会長の瓜生 道明氏より来賓のご挨拶を頂いた後、招待講演として、東京大学未来ビジョン研究センター 高村 ゆかり 教授より、「持続可能な未来社会構築に向けた社会変革と課題」と題してご講演(オンライン)頂きました。

次に、「九州大学が取り組む脱炭素」をテーマに、人間環境学研究院の尾崎 明仁教授、カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所のAndrew Chapman准教授より取組紹介が行われました。

午後からは、本学の教職員・学生が、社会的課題の解決に向けた取組やアイデアを発表するポスターセッションが実施され、ポスター発表者と参加者で活発な質疑応答が交わされました。

また、「社会的課題解決に向けたアイデア・提言コンテスト2024」の本選が行われ、予選を勝ち抜いた若手研究者部門2名、学生部門7組が、自身が解決したいと考える社会的課題と、解決に向けての独自の研究内容やアイデア等について、プレゼンテーションを行いました。

パネルディスカッションでは、学内関係教員5名及び福岡地域戦略推進協議会(FDC)事務局長補佐 今井 真奈美氏が登壇し、現在、未来社会デザイン統括本部のシンクタンクユニットと脱炭素ユニットが連携して策定を進めている「脱炭素社会の実現に向けた提言案」の内容について岡田 栄造デザインディレクターより発表を行った後、提言案の内容を実現していくための方策等について意見交換が行われました。

その後、農学研究院 椿 俊太郎 准教授、システム情報科学研究院 冨浦 洋一 教授より取組紹介が行われたほか、ポスターセッションとアイデア・提言コンテストの受賞者が審査投票により決定し、表彰式を行いました。

最後に、未来社会デザイン統括本部副本部長である、荒殿理事・副学長/プロボストによる閉会挨拶があり、盛会のうちに幕を閉じました。

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

招待講演及び取組紹介の資料は、下記よりご確認いただけます。

<プログラム>
10:00-10:10
開会挨拶 九州大学総長 石橋 達朗
来賓挨拶 九州電力株式会社 代表取締役会長 瓜生 道明 氏

10:10-11:00
招待講演
「持続可能な未来社会構築に向けた社会変革と課題」― 東京大学未来ビジョン研究センター 高村 ゆかり 教授

11:00-12:00
取組紹介「九州大学が取り組む脱炭素」
「脱炭素社会の実現に向けた建築の取組み」― 人間環境学研究院 尾崎 明仁 教授
「カーボンニュートラルの実現に向けて:社会受容の課題」― カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 Andrew Chapman 准教授

- 休憩 -

12:30-13:10
ポスターセッション ※稲盛財団記念館ロビーにて実施

13:20-14:40
アイデア・提言コンテストプレゼンテーション(本選)

- 休憩 -(アイデア・提言コンテスト投票タイム)

14:50-16:00
パネルディスカッション「シンクタンク×脱炭素の提言に向けて」

16:10-16:50
取組紹介
「マイクロ波プロセスによる脱炭素化の実現」― 農学研究院 椿 俊太郎 准教授
「研究データの適切な管理とその先にある公開を目指して~九大の研究データ管理支援の先進的取り組み~」― システム情報科学研究院 冨浦 洋一 教授

16:55-17:05
ポスターセッションアイデア提言コンテスト表彰

17:05-17:10
閉会挨拶 九州大学理事・副学長/プロボスト 荒殿 誠


<アーカイブ動画はこちらから>
●前半



●後半


開会の挨拶:石橋達朗 総長
来賓挨拶:瓜生 道明 氏
招待講演(オンライン):高村 ゆかり 教授
取組紹介の様子
ポスターセッションの様子
アイデア・提言コンテストプレゼンテーション(本選)の様子
パネルディスカッションの様子