2024年6月3日(月)に第4回医療・健康ユニット研究会が開催されました。
医療・健康ユニットでは、超少子高齢社会において、少子化対策、健康寿命延伸、労働生産性の向上、未来の感染症への対応など健康安心社会の実現には、個々の医療・健康関連の研究成果の社会実装のみならず、DXで将来にわたりどのような社会変革を導くか、までを視野に入れた戦略の下で、疾患予測・早期発見、身体機能維持・遠隔医療、精密医療・革新的治療の3分野を中心に、医療研究シーズの発掘・移転や、質の高い臨床研究・治験の実施など、事業化・社会実装を見据えた取組を実施し、国家戦略特区(グローバル創業・雇用創出特区)の福岡市とも緊密に連携し、研究成果の社会実装を進めるというビジョン・目標のもと各取組を実施しています。
第4回目となる本研究会では「幹細胞制御グループ」の取組紹介が行われました。
赤司 浩一副学長/医療・健康ユニットリーダーの開会の挨拶ののち、福本 敏 教授/グループリーダーによる司会進行のもと、2つの研究活動について紹介がありました。まず、中島 欽一 教授から「人為的なニューロンの供給による損傷神経系機能の改善」と題した研究活動について発表がありました。次に、新井 文用 教授から「造血幹細胞とその微小環境(ニッチ)の機能維持」と題した研究活動について発表がありました。
限られた時間の中ではありましたが、研究活動発表後の意見交換も活発に行われ、大変有意義な会となりました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
【当日のスケジュール】
12:00-12:05 開会挨拶 :赤司 浩一(副学長、医学研究院長)
医療・健康ユニットリーダー
12:05-12:10 演者紹介 :福本 敏(歯学研究院 教授)
幹細胞制御グループリーダー
12:10-12:30 プレゼン①:中島 欽一(医学研究院 応用幹細胞医科学部門 基盤幹細胞学分野 教授)
(演題)人為的なニューロンの供給による損傷神経系機能の改善
12:30-12:50 プレゼン②:新井 文用(医学研究院 応用幹細胞医科学部門 幹細胞再生修復医学分野 教授)
(演題)造血幹細胞とその微小環境(ニッチ)の機能維持
12:50-13:00 質疑応答
第5回以降の企画についても本サイトにて情報を更新していきますので、ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちしております。