2023年7月12日(水)に第1回海洋プラスチック研究会が開催されました。
本研究会は海洋プラスチック研究に関する情報交換を目的としたもので、環境・食料ユニット海洋科学研究グループが今年から企画し、通年にわたって実施するものです。
第1回目の開催となった本研究会では、鹿児島大学より加古 真一郎 教授をお招きし、「海洋プラスチック研究におけるリモートセンシング技術の最前線 ードローン/スマートフォン/AIの活用」と題して、海洋プラスチックごみを先進的に深層学習を用いて同定する研究についてご紹介いただきました。
引き続いて、応用力学研究所 樋口 千紗 学術研究員により、「大阪ブルーオーシャンビジョンを具現化する廃棄プラスチック削減量 ー数値モデルと確率分布モデルによる全球推算」と題して、「2050年までに海洋プラスチックごみによる新たな汚染ゼロ」を達成させるためのシミュレーションにかかる研究内容について発表がありました。
専門領域以外の参加者からも数多くの質問や意見が飛び交い、有意義な意見交換の場となりました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
第2回以降の企画についても本サイトにて情報を更新していきますので、ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちしております。