2024年8月5日(月)に第5回医療・健康ユニット研究会が開催されました。
医療・健康ユニットでは、超少子高齢社会において、少子化対策、健康寿命延伸、労働生産性の向上、未来の感染症への対応など健康安心社会の実現には、個々の医療・健康関連の研究成果の社会実装のみならず、DXで将来にわたりどのような社会変革を導くか、までを視野に入れた戦略の下で、疾患予測・早期発見、身体機能維持・遠隔医療、精密医療・革新的治療の3分野を中心に、医療研究シーズの発掘・移転や、質の高い臨床研究・治験の実施など、事業化・社会実装を見据えた取組を実施し、国家戦略特区(グローバル創業・雇用創出特区)の福岡市とも緊密に連携し、研究成果の社会実装を進めるというビジョン・目標のもと各取組を実施しています。
第5回目となる本研究会では「ニューロサイエンスグループ」の取組紹介が行われました。
磯部 紀子教授/グループリーダーから、ご挨拶と本日発表される先生方のご紹介をされたのち、2つの研究活動について紹介がありました。まず、今井 猛 教授から「動的コネクトームから理解する脳の発達・疾患」と題した研究活動について発表がありました。次に、増田 隆博 教授から「最先端オミクス解析技術を用いた脳の形成と中枢性疾患の理解」と題した研究活動について発表がありました。
限られた時間の中ではありましたが、研究活動発表後の意見交換も活発に行われ、大変有意義な会となりました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
【当日のスケジュール】
12:05-12:10 演者紹介 :磯部 紀子(医学研究院 教授)
ニューロサイエンスグループリーダー
12:10-12:30 プレゼン①:今井 猛(医学研究院 基礎医学部門 疾患情報研究分野 教授)
(演題)動的コネクトームから理解する脳の発達・疾患
12:30-12:50 プレゼン②:増田 隆博(生体防御医学研究所 附属高深度オミクスサイエンスセンター 分子神経免疫学分野 教授)
(演題)最先端オミクス解析技術を用いた脳の形成と中枢性疾患の理解
12:50-13:00 質疑応答
第6回以降の企画についても本サイトにて情報を更新していきますので、ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちしております。