シンクタンクユニットから尾本 章 ユニットリーダー、尾方 義人 ユニットサブリーダー、谷 正和 ユニットサブリーダーがそれぞれ標記イベントに登壇しますのでお知らせします。
九州大学社会包摂デザイン・イニシアティブは、設立からの3年間を振り返り、多様性と包摂性を同時に実現する「社会包摂デザイン」の在り方を考えるシンポジウムを開催します。私たちは、人々の主観的な現実に寄り添うこと、結論が出ないことに向き合いながら社会に働きかけるデザインを追求してきました。
今回は、実践的なフィールドワークから性について記述されてきた文化人類学者の波平恵美子先生、東京大学副学長として大学におけるダイバーシティ実現を推進する林香里先生をお招きし、社会が見落としてきた見えにくい問題や声の重要性についてお話しいただきます。
<プログラム>
[全体進行] 朝廣 和夫 九州大学大学院芸術工学研究院 教授
■15:00-15:15 開会挨拶
社会包摂デザイン・イニシアティブのこれまでについて
尾方 義人 九州大学大学院芸術工学研究院 教授・DIDIセンター長
■15:15-15:55 基調講演1
「多様性対応のための論理への模索 –家族、社会、生命」
波平 恵美子 お茶の水女子大学 名誉教授
■15:55-16:05 休憩
■16:05-16:45 基調講演2
「倫理としての多様性/価値としての多様性:メディア研究から考える」
林 香里 東京大学副学長・理事、大学院情報学環 教授
■16:45-17:45 パネルディスカッション
波平 恵美子 お茶の水女子大学 名誉教授
林 香里 東京大学副学長・理事、大学院情報学環 教授
中村 美亜 九州大学大学院芸術工学研究院 教授・DIDI副センター長
工藤 真生 九州大学大学院芸術工学研究院 助教
[座長] 谷 正和 九州大学大学院芸術工学研究院 名誉教授
■17:45-18:00
社会包摂デザイン・イニシアティブの今後について
中村 美亜 九州大学大学院芸術工学研究院 教授・DIDI副センター長
閉会挨拶
尾本 章 九州大学大学院芸術工学研究院 教授・研究院長
<主催・お問い合わせ>
九州大学大学院芸術工学研究院社会包摂デザイン・イニシアティブ
didi-office@design.kyushu-u.ac.jp