九州大学アジア・オセアニア研究教育機構(Q-AOS)では
「Brown Bag Seminar Series(BBS)」を毎週水曜日のランチタイムに開催しております。本学のアジア・オセアニア地域やSDGsに関連する最新の研究活動を多くの方に知っていただき、異分野研究ネットワークや交流やきっかけの場を提供しております。
この度、未来社会デザイン統括本部よりシンクタンクユニットから岡田 栄造教授(未来デザイン統括本部 デザインディレクター)が登壇いたします。
どなたでも気軽に御参加いただける内容で、途中参加途中退席も可能です。
皆様のご参加をお待ちしております。
抄録
社会のデザインはどのように行われるでしょうか?本セミナーでは、明治時代以降の日本における椅子座の分かの移入と、日本人による椅子のデザインの変異を辿り、そこから見える「社会のデザイン」のプロセスや方法を議論します。
住宅などの建物の中で椅子に座る習慣のなかった日本人にとって、「床座」から「椅子座」への起居様式の変化は、欧化政策の一環として、子供たちが学ぶ学校の教室から半ば強引に進められたものでした。その過程では「床座か椅子座か」を巡る議論や抵抗があり、その中で椅子座を良しとする根拠が構築されます。それからしばらくして明らかになった矛盾が日本人に自ら椅子をデザインする動機をあたえ、ついには日本独自の椅子が生まれるに至ります。日本人の習慣や文化を変えた一連のプロセスを「社会のデザイン」の興味深い、示唆に富んだ事例として紹介します。
詳細・お問合せ先
九州大学アジア・オセアニア研究教育機構(Q-AOS)ホームページ
担当:九州大学Q-AOS事務局
Mail:aoevent★jimu.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。