活動紹介

第4回環境プラスチック研究会を開催しました!

2026512日(火)に第4回環境プラスチック研究会が開催されました。

本研究会は環境プラスチック汚染についてフランクな情報交換を目的としたもので、環境・食料ユニット海洋科学研究グループが中心となり、通年にわたって実施するものです。今年度からSocial Impact Framework SIF)枠組みとして、FS本部で開始した社会実装指向研究開発プログラムである「Environmental Plastics Research Complex (EPReC)」の中で継続しています。

今回は九州大学の小林 俊哉先生より、「科学コミュニケーションを応用した研究倫理教育-九州大学における取組み」と題して講演を頂きました。 

講演では、かつて使用されていたハイオク有鉛ガソリンやフロンガスが生み出された背景やその後の規制の流れを通じて、新規の科学技術の適切な実装が、どのように進めるべきかが提示されました。その際に、新たな科学技術の直接的な効果のみならず、副次的・潜在的な影響までも含めて評価する「テクノロジーアセスメント(TA)」の有用性について紹介がされました。このTAは、第三者によるものにとどまらず、新規科学技術を生み出す研究者自身でも行うことの重要性が指摘されました。このTAは、この研究会で取り上げている環境プラスチックの問題や、現在、様々な場面で課題が出てきているAIなどについても、有効なアプローチと考えられます。このように、研究者は、自らが生み出す科学技術について、様々な観点で熟慮した上で、社会実装を行う必要があると思われます。

次回の研究会については、FS本部のHPに開催案内を掲載いたします。

 

講演スライド1
講演スライド2