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「KYUSHU UNIVERSITY VISION 2030 キックオフシンポジウム」を開催~未来社会デザイン統括本部・データ駆動イノベーション推進本部 始動~

令和4年9月9日(金)、九州大学伊都キャンパス椎木講堂およびオンラインにて、「KYUSHU UNIVERSITY VISION 2030 キックオフシンポジウム ~未来社会デザイン統括本部・データ駆動イノベーション推進本部 始動~ 」を開催し、企業や自治体、大学関係者など学内外から約300名が参加しました。

本学では2021年11月に策定・公表した「KYUSHU UNIVERSITY VISION 2030」で目指すべき姿として「総合知で社会変革を牽引する大学」を掲げ、その実現に向けて、社会的課題解決とDX(Digital Transformation)の推進に取り組み、社会変革に貢献することを宣言しています。今回のシンポジウムは、推進母体となる総長直轄組織として2022年4月に設置した「未来社会デザイン統括本部」と「データ駆動イノベーション推進本部」の活動や、社会的課題解決やDX推進に関する学内外の取組事例の紹介を通じて、両本部の今後の活動への理解と参画等を促すことを目的に開催したものです。
※開催報告の詳細はこちらをご参照ください。

シンポジウムでは本学の若手教職員が行っている社会的課題解決やDXの推進の取組等の奨励を目的にポスターセッションを開催したところ、合計14件の応募があり、未来社会デザイン統括本部で重点的に取組む分野として設定した3つのエントリポイント(脱炭素、医療・健康、環境・食料)から優秀賞1件と奨励賞3件が表彰されました。

〇優秀賞

【環境・食料】

食料問題の解決を目指す開源節流策:昆虫食と食ロスに関する心理行動研究に基づいて
アジア・オセアニア研究教育機構 准教授 錢 琨(KUN QIAN)

 

〇奨励賞

【脱炭素】

水素社会実現に向けた水素モビリティインフラの効果的な配置の検討
工学研究院 助教 立川 雄也

【医療・健康】

医療・芸術工学 分野融合した課題解決型教育プログラムの開発による医療の質の革新的向上
大学病院 助教 工藤 孔梨子

【医療・健康】

脳萎縮および白質病変が認知症発症に及ぼす影響:久山町脳画像研究
医学研究院 助教 中澤 太郎

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