活動紹介

第3回環境プラスチック研究会を開催しました

202616日(火)に第3回環境プラスチック研究会が開催されました。

本研究会は環境プラスチック汚染についてフランクな情報交換を目的としたもので、環境・食料ユニット海洋科学研究グループが中心となり、通年にわたって実施するものです。今年度からSocial Impact Framework SIF)枠組みとして、FS本部で開始した社会実装指向研究開発プログラムである「Environmental Plastics Research Complex (EPReC)」の中で継続しています。

今回は株式会社カネカの大倉 徹雄先生より、「海洋生分解性ポリマーを取り巻く状況と社会実装」と題して講演を頂きました。 

当日は、その日発生しました島根・鳥取地域の地震による演者到着の遅れにより1時間30分遅れでスタートしましたが、多くの方の参加をいただきました。また、演者の大倉様におかれましては通常の時間より大幅な時間をかけて来福してくださり、大変感謝しております。

講演では、生分解性ポリマー(PHBH)を作り出す細菌の発見から始まった研究・開発の経緯や、規制や物性、さらには実用化事例など幅広いお話を聞くことができました。この研究は、発見から30年ほどの長い研究開発の成果であり、環境プラスチック問題に対する解決策を示す誇られるべき成果と考えられます。ただし、生産量の制約などを考慮すると、今後さらなる本分野の研究開発の進展が望まれます。

次回の研究会については、FS本部のHPに開催案内を掲載いたします。

 

講演スライド
講演中の大倉様