2025年9月20日(土)に、九州大学未来社会デザイン統括本部(FS本部)が主催する「サイエンスアゴラin福岡 ~市民と大学の総合知でつくる救急利用・救急行政への提言~」が開催され、学内外から現地会場50名以上、オンライン30名以上が参加しました。
このイベントは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の共催で行われたものです。
FS本部では、2024年4月から「救急車利用の課題・問題を考える」をテーマに、シンクタンクユニットと医療・健康ユニットが連携して勉強会を行ってきました。
救急車の適正利用は、高齢化社会・都市集中・医療資源の限界が交錯する現代において、喫緊の社会課題となっています。本イベントは、九州大学の「総合知」のアプローチを軸に、行政、企業、大学、市民が集い、“厄介な問題”である救急車利用とその周辺の公共的課題について共に考え、対話を通じて新しい理解と提案を生み出すことを目的に開催されました。
初めに、シンクタンクユニット尾本 章リーダーによる開会の挨拶、JST 柴田 孝博理事による挨拶があり、続いてシンクタンクユニット尾方 義人サブリーダーによる概要説明が行われました。
次に、学生によるリサーチ結果の発表と質疑応答、そして九州大学病院救命救急センター長 赤星 朋比古先生による講義「救急搬送の現状と課題」がありました。
その後、グループディスカッションを通して、救急車利用や新しい公共の在り方について参加者の皆さんからも活発に意見が出されました。各グループで出た意見を集約し、ファシリテーター教員の岡田 栄造先生(シンクタンクユニット)、岸村 顕広先生(医療・健康ユニット)、工藤 孔梨子先生(医療・健康ユニット)、関 元秀先生(芸術工学研究院)、尾方 義人先生がまとめの発表を行いました。
最後に医療・健康ユニット赤司 浩一サブリーダーが閉会の挨拶を述べました。
本イベントで得られた知見も活かしながら、シンクタンクユニットと医療・健康ユニットで今後、救急利用・救急行政への提言策定を進めていきます。