2024年11月6日(水)に第7回海洋プラスチック研究会が開催されました。
本研究会は海洋プラスチック研究に関する情報交換を目的としたもので、環境・食料ユニット海洋科学研究グループが中心となり、通年にわたって実施するものです。
第7回目の開催となった本研究会では、石川県立大学の勝見 尚也 准教授より、「農用地におけるマイクロプラスチックの発生と海域への移行」と題して、水田で使用するプラスチックカプセルで包埋した窒素肥料に関しての土壌への蓄積と、それが、河川を介し、海へと流出している状況に関しての研究成果が紹介されました。環境と食料にまたがる社会問題であり、今後、益々の取り組みが必要と認識させられました。
続いて、九州大学 農学研究院の 大嶋 雄治 特任教授から「水生生物へのマイクロプラスチックの影響とその評価法の問題点」の題目で、研究紹介がありました。これまで進めてきたマイクロプラスチックの魚に対する異常行動の誘発に関しての研究内容について、現地やオンラインから様々な質問があり、活発な議論が行われました。生体内におけるマイクロプラスチックの存在については、ヒトを含めて様々な生物での報告があり、今後も注視すべき問題と考えられます。
今後も引き続き研究会の開催を予定しております。追って、本ホームページでお知らせいたします。